天理教の結婚式体験談(前日・当日編)

いよいよ、挙式日が近くなってきたらドキドキと不安になりますよね。

ワタシも天理教結婚式で行いましたが、当日のお式の動き等、準備している間も当日の流れは漠然としたものでありました。

参列していただける人や携わってくれる人に伝えること

当日ワタシがこうしておいたら良かったな。という事などまとめております。

無事に当日が迎えることができますよう、あとひと踏ん張り頑張りましょう!

参列(媒酌人含む)に伝えること

ワタシは、意外にこれ忘れておりました。

教会の考え?個人の考え?もあるのか、ワタシの親族は「神殿は留袖なんてダメよ!でも披露宴には着替えて留袖になりたい!」と色々要望があり、すっかり媒酌人への配慮を忘れておりまして、媒酌人の方は留袖で来てくださり、挙式後、母に「媒酌人はおつとめ着よ」と言われ「ハッ!」となったのを覚えております。

主人側の女性の参列の方も誰一人おつとめ着を着ることなく、留袖で参加して下さいました。ワタシの親族と主人の親族のバランスが取れなかったことを後から反省しました。

同じ宗教観を持っていても「価値観」の違いに戸惑うこともありますよね。結婚式は親族と親族が繋がる場でもあるので違いが鮮明になるほど戸惑うのも事実です。そこを上手にするのも新郎新婦の役目ではないでしょうか。

  • 媒酌人男性は紋付袴・女性はおつとめ着
  • 参列の服装の定めはない。普段着・ハッピなどの結界内に相応しくない服装は結界外での参加
  • 挙式30分前に神殿西礼拝場に集合してもらう
  • 結界内・教祖殿合殿内での椅子等の使用が×(足を投げ出す・尻当ては◎)
  • おつとめをしない人は結界外で参拝(見様見真似ですると結界内でも〇)
  • 雨の場合、神殿西地下出入口を媒酌人・身体障害者は利用ができる(その場合は、境内係0743-63-2562へ連絡)
  • 神殿内の撮影は×
  • 式終了後、お下がりのお神酒をお守所で受け取りに行く(1人)

神殿内での移動が多いので、
足が悪い方は車いすの貸出しを使用することを
オススメ致します。

前日の準備リスト

  • お神酒の用意(金箔入り×)
  • 着物の皺をのばすために吊るしておく
  • 着物の小物類再度確認
  • 披露宴会場への物品運び(帰りの服装もいれておく)

式の当日の動きをまとめてみました。

天理教の結婚式は朝とても早い準備から始まります。

ワタシは10:20のお式で6:00~の準備でした。花嫁には準備できないこともあるので、これだけはやっておこうリストを紹介します。

式で使用するお神酒を式の1時間前までに、お守所へ届ける

神殿の教祖殿のお守所にこのセットを持っていくこと

朝勤め時間一覧→ https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/worship/#time

主礼・扈者(こしゃ)へのお礼を祭事室へ依頼する場合は、結婚式開始までに届ける。殿内・廻廊にて渡すのは×

花嫁様のヘアメイクが始まる前は

天理は「盆地」で山に囲まれているため、空気が停滞し底冷えするため太陽がでるまでは寒いままなのです。つまり朝寒くて、昼が暑い現象はよくあります。

女性は冷え大敵ですのでね、とにかく朝おきたら温めてましょう。

特に朝は血流も悪いので、マッサージやおしりを温めてたりすると血行がよくなり、化粧ノリも良いです。

ヘアアレンジをしてもらうので、前開きの服をきておきましょう。

ごはんは先に食べておくことをオススメいたします。

2人だけの記念撮影は挙式前のタイミングが一番

挙式後は集合写真に15分程、その後友達と写真をとったりすると意外に時間もかかり、前撮りのタイミングはのがしてしまいます。

なので、挙式集合時間のおよそ30分前ほどから、前撮りの時間をすることもうけることをオススメします。

特に願書提出等はないので、神殿外であれば自由に撮影することができます。

殿内では撮影はできません。

教会によっては、媒酌人が花嫁のお迎えに上がる所もあるようで、前撮りする時間がないところもあるようです。

つまり、各教会によって流れが違うこともあるのでまず、そこを抑えてから検討致しましょう。

~儀式の流れ~ 軽く頭にいれるだけでok

集合後、扈者より説明を受けます。

ワタシの主人は割と真面目な性格なので何回も聞いていましたが、扈者から「大丈夫、ちゃんと指示するから」と言われていました!笑

ワタシは「なんとかなるっしょ!」のタイプなのですが理解できぬままでもいけましたよ。

  1. 北礼拝場正面結界前に主礼と共に一同、親神様に礼拝。
  2. ①主礼②媒酌人男性③新郎④新郎家家族親族等⑤新婦⑥新婦媒酌人女性⑦新婦家家族等 の順で東廻廊を歩き、教祖殿の合殿結界内に着席する。
  3. 主礼と共に教祖に礼拝、新郎新婦は教祖殿の中段奥に進み・着座・主礼と一拝。(扇子は足元の前に置きましょう)
  4. 新郎新婦は取 を貰い(畳の上に置く)、夫婦固めの盃をのみきる。(お酒を飲めない人は少量にしてもらえるので、祭事室へ申し出る)
  5. 新郎は畳の上にある取肴(とりざかな)の懐紙ごと胸の懐に入れる
  6. 新婦は手前に引き寄せる
  7. 主礼が中央に進み、新郎新婦の代わりに「誓いの詞」を奏上する(この時は一同拝をする)終われば、主礼と共に礼拝。
  8. 主礼と共に立座、内向き周りし退出、合殿に着座、一礼。
  9. ①主礼②媒酌人男性③新郎④新婦⑤新婦媒酌人女性⑥新郎家家族親族等新⑦新婦家家族等の順番で神殿南礼拝場結界まで歩きます
  10. おつとめ終了後、教祖殿・祖霊殿へお礼参拝、廻廊を回って西礼拝場で主礼から挨拶を頂き、結婚誓詞を受け取り、式が終了となる。
  11. 希望であれば、中庭で記念撮影(雨天の場合、教祖殿前の石畳に丸椅子用意)です。

手助けしてくれるので、全て覚えてなくても大丈夫です。

所要時間は1時間かかります。

体験してみて、神秘的空間で教祖殿では心にジーンと思うこともあり、すぐに時間もすぐ過ぎ去ってしまったことを覚えています。ワタシは披露宴より結婚式が一番心に染み込んだ気がしました。

天理教を全然知らない人は、神様の前で誓いを奉上するのは本人ではなく主礼という事に不思議に思った。普通の神社とは違う空気感だった。と感じる人もいるようです。

感じ方は人ぞれぞれ、人の数だけ価値観があるということですね。

これから準備されるカップル方は、色々と準備進めていく中に心配等もあると思いますがこの記事で少しでもお役立ていただければ幸いです。

この他にお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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